都心にいながら、緑あふれる庭園や文化財「百段階段」など、豪華絢爛な、まるで昭和の竜宮城と謳われる日本の伝統美に彩られた東京・目黒の「ホテル雅叙園東京」。
遠くから訪れる古い友人や母と娘、大切な人と一日をゆったりと過ごせるホテルです。
今回は美術館をめぐるために上京した母と一緒に、都内とは思えないゆっくりとした贅沢な時間をすごしました。
日常を忘れる緑豊かな庭園。昭和初期の鮮やかな日本画、繊細な浮彫彫刻
遠方から訪れる母にとっては久しぶりの東京滞在。
慣れない混雑や人込みを避け、のんびり過ごして欲しいという思いで選んだ、目黒駅からほど近い「ホテル雅叙園東京」。
入口を入ると、ホテルの中とは思えない滝と緑あふれる庭園。長旅・雑然とした都心移動の後なのでホッと癒されます。
訪れた人を迎える、昭和の竜宮城と謳われる日本の伝統美。
まるで美術館・博物館を訪れているよう。エントランスから続く回廊に見事な絵や美術品が飾られていて、鮮やかな色使いや繊細さに目を奪われます。
創業当時の日本画、螺鈿(らでん)細工など美術品を大切に修復して移築されているそうです。
豪華絢爛な美しい装飾。よく見ると、なんとトイレです。
今回はスケジュールが合わず、文化財である「百段階段」は見学しませんでしたが、機会があれば再訪したいと思います。
客室は和敬清心をテーマとした 全室70平米以上のスイートルーム
エントランスを通って、最上階8Fにある宿泊者専用カウンターにてチェックイン。
大勢が行き交う広いロビーで長々待つような苦労をしなくてもよい気づかい。
遠方からの旅やシニア・子ども連れにも優しいですね。
客室は和敬清心をテーマとした 全室70平米以上のスイートルーム。
母は足をゆったり伸ばしてくつろぎながら、高層ビル群が見渡せる窓際のコーナーソファーがお気に入り。夜景もとても綺麗でした。
窓の下には目黒川。桜の時期には美しい景色が見られそう。
若干ひくほど豪華な、笑。広くジャグジー付きのバスタブと、女性が二人同時に使っても十分なほどの一面の大きな鏡。
シックな黒い箱にアメニティーが充実していて、優雅で至福の時間を過ごせます。
部屋でゆっくりとくつろぎながらいただく夕食。メニュー充実のインルームダイニング
ホテル内には美食の数々を堪能できる、和洋中さまざまなスタイルのレストランがあります。
オシャレをしてレストランで優雅にいただくディナーも良いのですが。
ホテル雅叙園東京はインルームダイニングもとても充実していて、厳選メニューで和洋中すべてのお料理をゆっくりとくつろぎながらお部屋でいただくことができます。
一泊なのに和洋中どれもちょっとづつ食べてみたい私や、小食の母には気兼ねなく楽しめる嬉しいサービスです。
母と娘のどうしても食べたいメニューなので、ちょっぴり地味ですが。笑
彩り鮮やかな関東野菜のシーザーサラダ。パリパリの海苔が別添えのおにぎり。蒸したてのえび餃子。あつあつの春巻き。鯛茶漬け。
どれも母がびっくりするほど美味しく。大満足でした。
心と身体を再生させる朝食。契約農家から取り寄せた彩り豊かな新鮮な野菜のビュッフェ
朝食は、目黒川を臨む眺望の素敵な宿泊者専用のエグゼクティブラウンジでいただきます。
この朝食が目当てに宿泊したといってもいいほど、充実している契約農家から取り寄せた彩り豊かな新鮮な野菜のビュッフェ。
とにかく野菜の種類・調理法が豊富。2種のスムージー、新鮮な野菜をだしでしゃぶしゃぶしていただく温野菜など。身体にやさしく、元気になる新鮮で美味しい野菜がたっぷり食べられます。
小食の母が珍しく、おかわりしようかしら?といったほど。目の前で調理してくれるふわふわのフレンチトースト。
母と二人滞在でしたが、随所に女性や海外の方にも嬉しいサービスがあり、リラックスしつつも贅沢な日を過ごせてとても満足でした。
ときどきあの、新鮮な野菜ビュッフェが食べたくなって仕方ありません。
雅叙園名物・和のプレミアムクリスマスケーキ「玉手箱 de Noël」
TVや雑誌で話題になったショコラ仕立て、絢爛豪華な2段の玉手箱。
限定10名で2017年はもう限定数完売とのことですが、本当に繊細で綺麗です。
目黒川の桜をみて優雅なホテルステイもいいですね!
ホテル雅叙園東京では季節ごとのイベントもたくさん。ぜひチェックしてみてください。